他人事ではない!?人気ドラマ「逃げ恥」から見る現代人の恋愛観

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TBSで毎週放送されている火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。視聴率も好調の様で、ネットでも色々な場所で話題になっていますね。そんな「逃げ恥」ですが、どうしてこれほどまでに世間を賑わせているのでしょうか。もちろん色々な魅力があるからだとは思いますが、私はこの「逃げ恥」が、現代の若者に共通する部分が多いからだと考えます。そんな訳で今回は、人気ドラマ「逃げ恥」から見る現代人の恋愛観について分析していきましょう。

ドラマが高視聴率な理由

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ドラマが人気の理由は色々あります。まずは原作の「契約結婚」というところがとても斬新ですね。あり得ないけどあり得そうな感じが面白そうな展開を想起させるのでしょう。

それから、主演の森山みくりこと新垣結衣さんはとにかく可愛いくて美人です。相棒の津崎平匡こと星野源さんは、イケメンではないところが逆に身近に感じるので、見ていて落ち着きますね。どちらも良いキャラしてます。その他の俳優陣も個性的で魅力的。また、ドラマチックな演出や脚本もそこに拍車をかけているのでしょう。

後は何と言ってもコメディ要素が強いところですね。情熱○陸やエヴァ○ゲリオンなどを使ったパロディは、思わず吹いたという人も多いのではないでしょうか。

このように挙げるときりがありませんね。色々な魅力が溢れている逃げ恥ですが、これらとは別に、恋愛における「視聴者の共感」を生んでいるのも大きな理由だと私は考えます。

「逃げ恥」と「現代の恋愛」に共通する部分とは?

それでは、逃げ恥のどのような部分が現代の恋愛と共通しているのかを解説しましょう。

津崎平匡というキャラクター

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彼はずっと恋愛に消極的なまま生きてきて、気が付けば30代半ば。過去の記事でも紹介していますが、独身で交際相手が居ないという人の割合が男性で7割、女性で6割という現代において、津崎平匡を自分と重ねる人は多いのではないでしょうか。これは男性だけでなく、女性にも言えることです。

みくりと平匡の関係

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二人は契約結婚という名の元、同じ屋根の下で暮らしていますが、身体の関係は一切ありません。住み込みで働く家政婦という位置付けなら納得できますが、問題は「周囲には夫婦に見られている」ということ。

つまり、ただの雇用主と家政婦ならお互いにプライベートは自由に恋愛しても問題ありませんが、契約結婚ではそうはいきません。仮に外で平匡が別の女性と会っていたら、知り合いからは「不倫だ」と疑われるでしょう。契約結婚は端的に言えば「恋人が居ないのに恋人が作れない縛りプレイ」なのです。

しかしプロの独身である平匡には、そんな縛りは全く問題ありません。むしろ半分恋人のような関係を楽しんでいる節があります。女性と恋愛ごっこのような状態で満足する男性・・・実は多いのです。

契約結婚は現代の恋愛観に似ている

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これは先ほど紹介した調査結果を見ると、何となく共通する部分が見えてきます。交際相手の居ない男女の約3割は「交際を望んでいない」と回答している一方で、結婚を考えている人は9割存在。恋愛をしない若者は「恋人は不要」だとか「交際は面倒」と考えてはいるが、「結婚相手がいるなら欲しい」ということです。

この矛盾は「結婚は恋愛ではなく、利害の一致から成るもの」とも考えられますね。いかがでしょう、どこか契約結婚に似ている気がしませんか?

親世代と重ねている部分も

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そして事実、夫婦仲は円満だが、夫婦の営みが無い夫婦・・・つまりセックスレスの夫婦は多いですね。こういった親世代を見てきている若者達だからこそ、結婚のイメージがこうなってしまったのではないでしょうか。

まとめ

一見、あり得ない関係のように思えて実はとても身近な恋愛・・・それが「逃げ恥」の核心部分だと私は考えます。無意識のうちに自分と重ねているからこそ、ドラマの物語も心に響くのでしょう。これからの展開に、ますます目が離せませんね!